植村花菜の名曲「トイレの神様」が生まれた背景!歌詞にまつわるおばあちゃんとの実話! 

 植村花菜さんと言えば、「トイレの神様」。「トイレの神様」と言えば、植村花菜さん!と言われるほど有名な曲が生まれた背景には、何があったのでしょうか?
  実は、長い間温めていたそうです。歌詞からお分かりのように、植村花菜さんの子ども時代のエピソードを元に作られた曲です。
 ヒットしたその年のNHK紅白歌合戦にも出場を果たし、10分に及ばんとする長い楽曲を歌いあげました。紅白歌合戦で、10分近くの楽曲をフルで歌えるのは異例の事でした。




植村花菜 とは?あまりご存じない方のために。

 

 

植村 花菜(うえむら かな、1983年1月4日 – )は、日本女性シンガーソングライター。本名:清水 花菜(しみず かな)。2019年よりアーティスト名をKa-Naへ改名。愛称は、カナちゃんカナ吉兵庫県川西市出身。

2005年5月にシングル「大切な人」でキングレコードからメジャーデビュー。

人物

  • 先祖は大久保利通の父・大久保利世であり、利通の異母姉妹であるタケの子孫に当たる[1]
  • 身長161cm。血液型A型。
  • 4人兄弟の末っ子として母子家庭に育ち、子供の頃は母が働いている間、実家の隣の祖母の家で多くの時間を過ごした[2]
  • 2016年末からニューヨークに移住して活動する中で、”Uemura”の発音は英語圏の人々には難しく、現地の方々には覚え難いと感じ、2019年からアーティスト活動名を”Ka-Na”へ改名する事とした[3]

音楽

来歴

デビュー前

3歳から8歳までクラシックバレエを、5歳から8歳までピアノを習う。

幼稚園と小学校は雲雀丘学園に通う。テレビドラマ『トイレの神様』では同校の小学校の校舎がロケに使用された。

小学生時代、映画『サウンド・オブ・ミュージック』やカーペンターズなどの影響で歌手に憧れ、自分の歌をカセットテープにとっては聴くという練習を繰り返す[2]

2001年3月、梅花高等学校を卒業、大阪スクールオブミュージック専門学校に入学する。

2002年1月、19歳の時に独学でアコースティック・ギターを始め、作詞・作曲に目覚める。曲作りを始めて2週間でオリジナル曲を完成させ、川西能勢口駅前などで路上ライブを行うようになる[2]。 同年10月、「服部良一記念大阪音楽祭 ザ・ストリートミュージシャン・グランプリ’02」というオーディションに出場し、「背中」を歌う。腕試しのつもりで受けたオーディションだったが、1200人の中からグランプリを獲得する[2]

引用元:Wikipedia




植村花菜の名作「トイレの神様」が生まれた背景!(歌手として)

 2005年現在、当時植村花菜さんは、シンガーソングライターとしての曲作りを始めるかたわら、路上ライブ(ストリートシンガー)として、歌唱力を磨いてこられていました。その植村花菜さんに、その年の5月にデビュー曲「大切な人」が生まれます。

 しかし、その後は、ヒット曲に恵まれませんでした。植村花菜さんは小学校時代からの夢であった「歌手になりたい」と言う希望を叶えるために、活動を続けますが、その後5年間ヒット曲に恵まれませんでした。

 5年間ですよ。いかに苦しい日々だったか!普通ならば、周囲の人が賛成しない中、心が折れるところです。

 しかし、植村花菜さんは、小学校時代から持ち続けた、強い意志と信念で音楽を続けてこられたそうです。

 私には、植村花菜さんが、本当に純粋な気持ちを持ち続けていたのだと思います。音楽を通して、人との関わりの素晴らしさなどをたくさん伝えたかったのだと思えてなりません。 

 過去の偉人を伝記を読むと、苦しい生活の中から、努力と目標を掲げ、人の幸せを願って、その道を極めた人は多数おられます。

 又、そういう方は、どん底の時代を知って居る方が多く、人に優しい、慈しみを持った仕事をしている方が多いと感じます。

 海援隊の「贈る言葉」の歌詞、「人は悲しみが多いほど、人には優しくできるのだから。」では、ありませんが。

 そのような、人柄を思わせてくれるような歌詞であり、演奏であり、歌声であり、優しさに満ちあふれた笑顔であると思います。

 5年が経過した頃、植村花菜さんは思いました。

(今までヒット曲に恵まれなかった。)

(きっと次に出すアルバムが最後のアルバムになるかもしれない)と。

 最後のアルバムになるならば、最後くらい、私の思い出を歌に残したい。私にしか作れない歌を作りたい!と思われたようです。

 そこで、最後のアルバム「私のかけらたち」には、自分の経験を生かして、おばあちゃんに教わり、植村花菜さん自身も影響を強く受けた思い出深いエピソードを作品にする事にしたそうです。




植村花菜の名作「トイレの神様」が生まれた背景!(人として)

 私は植村花菜「トイレの神様」が生まれた背景に、5つの奇跡があったと思っています。

おばあちゃとの二人暮らしという環境。

 お母さんが生活している家(植村花菜さんの実家)のすぐ隣にいながら、おばあちゃんの家(多分植村花菜さんのお母さんの実家)で暮らしていたこと。このおばあちゃんとの二人暮らしがなければ、「トイレの神様」の物語はなかった。

植村花菜さんが、感受性豊かな子供さんであった事。

 いくら、おばあちゃんが、口を酸っぱくして「トイレの神様」の話をしても、花菜さんが、その話を受け入れられなければ、この物語は、世の中に出ることはなかったでしょう。「そんなものいるわけないじゃん。詭弁だ!」と冷めた目で見る子供さんであれば、おばあちゃんも二度と話さなかったでしょう。

植村花菜さんの母親の存在。

 仕事の事情か?その他の事情か分かりませんが、お母さんは、おばあちゃんに、子育てを一任していたようですね。おばあちゃんの子育てに(口を挟まなかった)ようです。そのお任せスタイルは、大人になっても続いたようです。花菜さんが紅白歌合戦に出場して帰宅した時も、帰宅直後の一言が(紅白歌合戦に全く関係のない家の幼児の話)だったというんエピソードも残っています。ある面、自由奔放に無関心のような態度があったからこそ、花菜さんは自分のスタイルを貫けたのだと思います。

 もしも、過干渉な親であれば、「こんな私的な曲を出したら、おばあちゃんに失礼」とか「トイレ掃除は女の仕事だというイメージの歌詞は今の時代にそぐわない」とか言われかねませんから。<あくまでも、私の想像です>

 

ヒット曲に恵まれなかった5年間の存在

 もし、デビュー曲から、ヒットを飛ばしていたら、「トイレの神様」が生まれていたのだろうか?と思います。

 植村花菜さん自身もおっしゃっています。「『わたしのかけらたち』が最後のアルバムになるかもしれない」と。最後のアルバムだという思いからこそ、今まではぐくんできたものを、世に出したいと生まれた曲だと思うのです。

植村花菜さん自身の才能

 感受性・音楽に対する情熱・作詞力・作曲力・歌唱力。さらに言えば、レコード会社の人に「長すぎる」と反対された時の、開き直りともとれる発言等、全てにおいて、植村花菜さんの才能が生かされたと思うのです。

 さて、本題に戻ります。

植村花菜さんは、家庭の事情(母子家庭だったと言われています)で、隣に住むおばあちゃんと二人暮らしを始められたそうです。多分、お母さんは、働き頭で、留守が多く、花菜さんが寂しい思いをしないように、実のお母さんに子どもをお願いしたのだと思います。




植村花菜の「トイレの神様」の歌詞にまつわるおばあちゃんとの実話!

 植村花菜さんは、最初、この曲をアルバムに入れるのも迷っていたそうです。お金を払ってもらって聴いてもらうアルバムに、こんなに私的な曲を入れていいのかと。

 しかし、デビュー曲発表後5年間、ヒット曲に恵まれなかった植村花菜さんは、最後のアルバムになるかもしれない「わたしのかけらたち」に「トイレの神様」を入れることを決断します。

 最も(思い入れが強かった)のが、「トイレの神様」だったからだそうです。

 私は思いました。植村花菜さんは、小学校時代から(おばあちゃんと暮らしていた頃)の夢であった「歌手になりたい」と言う願いを叶えました。そして、その気持ちを歌に込めるには、一番大切にしてきた思いを(小学校時代に「歌手になりたい」と思っていた時の原体験を)、この歌に込めなければ(いや、込めたい)と強く思われたのだろうと。そして、この原体験を伝えずに、歌手生命を終えたなら、悔いが残るだろうと。そういう強い思いが、名曲「トイレの神様」を生んだのだと思うのです。

もともと、「トイレの神様」の歌詞はできていたと思います。あとは、それをどのように発表するか?

とても大切な思い出の「曲」だからこそ、中途半端な気持ちではリリースできない。失敗はできない。という思いが強かったと思われます。

 

 

★この「トイレの神様」の楽曲は、小中学校の掃除の時間に流されています。

多くの子どもたちが嫌がる「トイレ掃除」を、女神さまのお言葉を借りて、歌いあげた「トイレの神様」!

今後とも、子どもたちの世界で歌い継がれてほしいですね。

子どもたちに歌ってほしい曲については、以下のURLをご覧になって下さい。

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私の、独断と偏見に?よるかもしれませんが・・・




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