小西達也は車いすのシンガーソングライター!「ゆめぷらん」(教育講演活動)で独立!

 小西達也さんは、1962年6月27日生まれのシンガーソングライターです。

兵庫県豊岡市出身で、現在は姫路市在住です。

 先天性骨形成不全症の為、骨折を繰り返し、車いす生活を余儀なくされています。
 12歳頃より、フォークソングに魅せられ、ギターの練習を始められます。
 数々のオリジナル曲を作り、コンサート活動を本格化されています。
 平成2年よりイベント企画「ゆめぷらん」設立されました。
 コンサート活動を中心に行いながら学校講演会など教育講演会で全国を回っています。

小西達也さんは誰?

 小西達也さんは、シンガーソングライターです。
 「こにしたつや やさしさコンサート」という題名の通り、小学生でもわかりやすい歌を主に歌うシンガーソングライターです
 小学生にもわかりやすいという事は、大人にもわかりやすい。私と同年代のアラ還にもわかりやすいと言うことです。
 童謡のように、子どもにも理解しやすく、大人にも考えさせられる曲を多く歌っておられます。
 小西達也さんの歌を聞いていると、心が洗われるようです。
 又、小西達也さんは、教育関係のお仕事もされています。
教育講演会もされており、主に「人権」「福祉」をテーマにした講演会を行っています。

 小西達也さんは、兵庫県豊岡市出身の方です。先天性骨形成不全症で、幼少時から骨折を繰り返してきました。

小学校入学時には、但馬地域に通える学校がないため、親元を離れ、神戸市で中学時代までを過ごされました。その後、兵庫県たつの市で高校時代を過ごされました。

同じ県内とは言え、兵庫県は、近隣では縦(南北)に長い県です。それを不自由な体で、一日で往復することが困難な時代にです。生まれた北部の豊岡市からから南部神戸市やたつの市で学校生活を送られたのです。

どれだけの苦労を重ねてきた事か?頭が下がりますね。

小学生から中学性に進む頃のン多感な時期に、当時人気絶頂だった吉田拓郎さんのライブアルバムを聴きました。「作詞・作曲、歌・演奏・トーク」を椅子に座ってすべて1人で行う吉田拓郎さんの姿に、自分の将来の生きる道しるべを見つけたそうです。

高校生になると1人でギターを持ち、作詞・作曲したオリジナル曲を演奏すべく、ステージに上がり続けました。

京都の大学を卒業後、姫路市で就職しました。

働く傍ら、全国各地の小中学校で、小西達也さん自身の生い立ちを話し、歌を披露する「教育講演会」活動を地道に続けてこられました。

そして、教育講演会を行うシンガーソングライターとしての活動を本格化するために、1990年に退職します。音楽活動のための会社「ゆめプラン」を設立されたのです。

これまでに手がけた曲は未発表のものも含め、優に100曲を超える。教育講演会でも一般向けコンサートでも、歌うのは殆どがオリジナル曲です。

教育講演会では特に、心や命の大切さを伝えられる歌を歌われます。

 




小西達也さんは車いすのシンガーソングライターです!

 私が参加した、小西達也さんのコンサートでは、大切な人のことを心底気にかける気持ちを表現した「心配」、自分のペースで進む大切さを小西さん自身の経験から見つめた「かたつむり」 、入院中のエピソードを歌った「お兄ちゃんはずるい」などが披露されました。その他「ゆらぎ」 「命のふるさと」 「期待と裏腹」 「ミツバチの夢」 「君の手のアルバム」 など、小西達也さんにしか伝えられないと思われる歌のオンパレードでした。
 いずれの曲も、子ども目線が強く、親の気持ちも汲んだ、優しい曲に仕上がっています。
 そして、車いす生活で下半身に力が入りにくいにもかかわらず、腹式呼吸の発声が素晴らしいです。
 個人的には、ユーチューブに上がっている、姫路でのコンサートよりも、高音域が素晴らしいと感じました。
 更に、カバー曲として、美空ひばりの名曲「愛燦燦(あいさんさん」を歌われました。きっと高音域がよく出ていたので、愛燦燦を歌っていただけたのだと、勝手に解釈しています。
 ご存じの方も多いと思いますが、「愛燦燦」は、長く伸ばすところでの歌詞が、「え」段で伸ばすところが多いのです。(この身にまかせ~、恨んだりして~、不思議なものですね~、等)。
 個人的には、「え」段で、しかも高音域で伸ばすのは、とても技術が必要だと感じています。(私が苦手意識があるのかも知れませんが)。それを、女性の、しかも「歌姫」と言われた美空ひばりの持ち歌を、見事に歌い上げた実力はただならぬと、感じ入った次第です。
 障害をお持ちの小西さんにしか伝えられない気持ちを、言葉と歌にのせて発信していくことの大切さを学ばせていただきました。
因みに、現時点(2022年夏)で購入可能なアルバムを載せておきます。

いのち  うた

生命の詩

 

1.山吹色のセーター

2.ゆ め

3.お兄ちゃんはずるい

4.歩きはじめた君達へ

5.ときめき色

6.雨

7.空への郵便

8.悩みの種

9.残されたランドセル

10.祈り

11.いちばん星

12.ねがい

13.そんな年頃

14.すやすやとすくすくと

心の響き (2004年)

1.力を抜いて

2.心のうた

3.卒業前夜

4.いつまでも忘れない

5.かなしい恋

6.指きり

7.静かな午後に

8.きみの誕生日

9.今日もどこかで

10.花をたやさずに

11.気に話したいこと

~もうひとりの自分より~

12.一羽のふくろう

13.蝉

風の吹く坂道(2010年)

1.お兄ちゃんはずるい

2.裏庭には

3.冷たい夜

4.恋 唄

5.金喰い虫のララバイ

6.耳をすまして

7.ねがい

8.さようなら

9.遺 言

10.かたつむり

前作「風の吹く坂道」から8年・・・

2019年30周年を迎える記念アルバムが

完成しました。

 

『夢の残り火』

1.トイレの小窓

2.華の鏡

3.花をたやさずに

4.手あて

5.猫の耳に風

6.夏の風邪

7.ピエロ

8.雑巾と五線紙

9.時を越えて

引用元:シンガーソングライター-小西達也-yumeplan2017ページ

 

一枚目のアルバムと二枚目のアルバムには、子ども目線の歌が多い印象ですね。

私の好きな歌「心配」の動画を見つけました。

 

しかし、三枚目のアルバムからは、大人目線の歌が増えてきました。




小西達也は「ゆめぷらん」で独立し、教育講演活動も行っています!

 小西達也さんの設立した「ゆめぷらん」は、シンガーソングライター以外の活動も行う為、独立して運営している組織のようです。
 大きく分けて、
・人権
・教育
・福祉
・文化
・芸能
・音楽・芸能
・イベント
と多岐にわたっているようです。
人権・教育・福祉 講演のテーマは、基本的に、

『優しさの種をあなたの心に』のようです。

 車イスの上から吹いてくる、やわらかで暖かいメロディーには、困難を乗り越え、未来に向かうための勇気と元気が芽生える種があります。親しみのある言葉での語りかけるようなお話と、オリジナル曲を中心に、懐かしい曲も演奏します。心に染みるトーク&コンサートです。
「ゆめぷらん」のカテゴリー

人権啓発

教育・学校・PTA

福祉・高齢・介護・医療

文化・生涯・国際・異文化交流

芸能人・文化人

イベント・音楽・芸能

引用元:シンガーソングライター-小西達也-yumeplan2017ページ
大きく分けて、
人権・教育・福祉・医療・文化・生涯・国際・歌手・アーティスト・トーク・コンサート と分けられますね。
殆ど教育活動につながっていると思います。
小西達也さんは、教育講演を多数行っていることからも、教育者の素養が多分にあると思います。

・いのちの教育・教育の絆・家族(家庭)教育・自殺予防教育・障碍者の人権教育男女共生教育・ワークバランス教育

・夢を抱く教育・教育的チャレンジ・進路指導(教育)・青少年育成教育・子育て(親の教育)・食育・芸術鑑賞教育・学校講演・障がい者教育・バリアフリー教育・生涯学習教育・生きがい教育・教育文化・歴史教育・音楽大学教育(歌手・アーティスト育成)・トーク(話し方)教育&教育現場でのコンサート
 こじつけ感丸出しですが、すべての事象が教育に関わると思うのです。
ほとんどの活動が、教育の名のもとに指導を受けることがありますよね。
一般企業でも、新入社員には「教育係」が居て、教育的指導が求められます。
しつこいですが、私は、小学校教育には多くの専門的スキルが求められていると思います。
教科学習に対する専門知識。不登校児童に対するカウンセラースキル。
いじめに対する、警察官や裁判官に類するスキル。学級活動に対するリーダーシップスキル。
体調やけがに対する医師に類するスキル。
保護者対応に対するクレーム対応スキルと相談員スキル。
給食時における食育スキル。体育であれば審判のスキル&コーチングスキル 等々。
 小西達也さんの「ゆめぷらん」には、そのような思いが込められていると、私は強く思います。




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