音楽を騒音と感じる人は意外と多いようです。
何故、社会的に市民権を得てきた「音楽」
音楽大好きな私としては、悲しいです。
騒音と感じられずに、
これは、音楽を仕事としている人にとっても、
音楽とは?
騒音とは?
「騒音とは、音の一種で、音の中の不快と感じる音や、
音の一種で、人間が深いと感じるか邪魔と感じるかですよね!
環境省がホームページで示している、客観的な音量ではないのですね。
従って、騒音とは、人間の主観によるものだと言えますね。
音楽が騒音とされることがある?
先日、ネットニュースで下記のような記事を目にしました。
夕方に流す「夕焼け小焼け」、
うるさいと言われやめようとしたら…「残して」と要望相次ぎ継続 千葉県富津市が夕方に防災行政無線を通じて流す童謡「
夕焼け小焼け」を6月末で終了する方針を打ち出したところ、「 やめないで」との要望が相次ぎ、一転して継続を決めた。 終了の方針は、 児童らに帰宅を促す放送が30分前から1時間前に流れることから 、「うるさい」との声が出ていたため。しかし、「 農作業を終える目安になる」との意見が多く寄せられ、 方針を変更した。
引用元:ヤフーニュース
「夕焼け小焼け」を騒音と感じる人は、例えば、スピーカーの直近に住んでる人?夜勤で寝ていた人?体調悪い等で昼寝をしていた人?赤ちゃんを寝かしつけたばかりの人?等々色々考えられます。
そもそも、「夕焼け小焼け」を心地よい音楽だと思っている人はこのような苦情を入れません。
少数の意見が取り上げられ、大きな声で発信されると、自治体としても取り上げざるを得ないことが良くあります。
多数決の世の中では、少数意見が軽く扱われることもありますが、難しい問題です。
もう一つの例です。
音楽が「騒音」とされることに異議を唱えてきたロックバンド
ロンドンの中心部にある公園「ハイドパーク」
ではこれまで多くのロックコンサートが行なわれてきたが、 その立地条件ゆえに、 地域住民からの騒音に対するクレームと向き合い続けてきた。 かといってミュージシャン側もただ単純に音量を下げるといった妥 協をしてきたわけでもない。近い例では、 2013年にこの地でライブを行なったThe Rolling Stones、 むしろ観客から同会場でのライブで音が小さかったことへのクレー ムを受け、「一帯にクレーン車を並べて、 公園で3日間イヴェントを開いたんだよ。 そこでおよそ1万件の音量のサンプリングを計測して、 それをもとにして5種類のサウンド・システムで音を出してみた」
引用元:イベンターのジム・キング / 「RO69」2013年8月13日の記事
童謡「夕焼け小焼け」の記事では、人間の主観にによるところが大きいような気がしますね。
ロックコンサートの記事では、客観的な、音量によるところが多いようですね。
いずれにしても、音楽と騒音は、切っても切れない関係のようですね。
音楽が騒音とされる事があるのは何故?
どうやら、「うるさい」と言った方は、
この「うるさい」の言葉を「騒音」とする。
同じ音楽が流れていても環境により、人により、
★環境
第1 環境基準
1 環境基準は、
地域の類型及び時間の区分ごとに次表の基準値の欄に掲げるとおり とし、各類型を当てはめる地域は、都道府県知事( 市の区域内の地域については、市長。)が指定する。
地域の類型 基準値 昼間 夜間 AA 50デシベル以下 40デシベル以下 A及びB 55デシベル以下 45デシベル以下 C 60デシベル以下 50デシベル以下
- (注)
- 1 時間の区分は、昼間を午前6時から午後10時までの間とし、
夜間を午後10時から翌日の午前6時までの間とする。 - 2 AAを当てはめる地域は、療養施設、
社会福祉施設等が集合して設置される地域など特に静穏を要する地 域とする。 - 3 Aを当てはめる地域は、専ら住居の用に供される地域とする。
- 4 Bを当てはめる地域は、主として住居の用に供される地域とする。
- 5 Cを当てはめる地域は、相当数の住居と併せて商業、
工業等の用に供される地域とする。 ただし、次表に掲げる地域に該当する地域(以下「
道路に面する地域」という。)については、 上表によらず次表の基準値の欄に掲げるとおりとする。 引用元:環境省ホームページ
単純に言えば、静かな場所では、小さな音量でも「騒音」
賑やかな場所では、かなり大きな音量で騒音になり得る。
と言う事でしょう。
ツッコミどころは、たくさんありますが、公的機関としては、
二つ目は、
★身体的影響
耳鳴り、頭痛、難聴、等々、
また、過去には、大音量の中で生活をさせて、身体や精神に支障をきたすことを目的とした拷問の一つとして実施されたことも来ています。
適度な心地よい音であれば音楽であり、過度な不適な音であれば拷問!
になりうることが考えられます。
三つ目は、
★精神的影響
精神的影響は、他人には分かりにくいです。もっと言えば、本人にも理解不能なところがあります。
だから、厄介なのです。
例えば、歌詞一つをとってみても、トラウマだったことを思い出すような歌詞であれば、拒絶反応を示すでしょう。
一方、その言葉で、人生が好転したことがあれば、ある人にとっては、心地よい音楽になるでしょう。
歌い方ひとつ取り上げても、皮肉に聞こえる人もいれば、応援歌に聞こえる人もいるでしょう。
心の中というものは、読めないのです。他人は勿論、自分自身も。例えある程度読めても、言葉に発するのは難しいのです。
実は、精神疾患を患うと、自分自身でも、他人と比べておかしいと分からない事が多いようです。
(精神疾患という定義もわかりにくいですが・・・)
私は、カウンセラーを一時期したことがありますが、
音楽について言えば、
以前は、「この音楽を聞いて癒やされたのに、今は、腹が立つ」
そして、その理由は、色々な要素が絡み合って、
騒音にならない音楽活動の在り方は?
音楽は芸術という項で述べましたが、閉鎖的空間(クローズド)で行われる、コンサートや発表会の類は、そこに集まる人が、一定の興味と関心を示しているので、音楽性が際立ち、騒音となりにくいと思います。
一方、不特定多数の人に発信し、興味関心のない人の耳に入る場合は、騒音となり、音楽性が低く見られる可能性が高いと思います。
そこを踏まえて活動しないと、ストリートミュージシャン等は、興味のない人から見ると、騒音と言われかねないですね。
音楽教育の場では、特に、まだ未熟な段階での、音漏れ等が考えられますので、特に慎重に行う必要があると思います。
そのような中、音楽を騒音ととられないために、面白い取り組みが、たつの市でなされていますので、宜しければ、ご参照ください。
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