唱歌とは?唱歌の意味と代表曲。高齢者が大好きな理由とは?

日本の歌

皆さんは、「唱歌」と聞いて、どんな曲を思い浮かべますか?

アラ還の私は、小学校時代に音楽の教科書でよく目にしました。

最近、興味が増してきたのは、間もなく米寿を迎える母親が、色々な音楽を聞き始めたことです。「『文部省唱歌』を聞きたい。ネットで注文してくれ。」と母親が言い始めたからなんです。

母親は、自分でも、ネットを使いますが、ネットショップはしないため、「こんなのを売っている。注文してほしい。」と言ってくるのです。

「唱歌」とは何なのか?「唱歌」を高齢者が歌いたがるのはなぜなのか?という疑問がわき、調べてみることにしました。





唱歌とは?

 

明治時代の学制に始まり、「明治41年までに作られた学校教育用の歌」を一般的に「唱歌」と言います。当時で言えば「修身」、今で言えば「道徳」的な意図が見え見えの「唱歌」であったと思われます。

そして、授業の名前も「唱歌」でした。

一方、その後、授業の教科は「音楽」に変わりました。

そして、教科ではありませんが、「道徳」が、学校の時間割に登場しました。

後に出てくる「音楽」は、芸術性を重視したそうです。

 

因みに、「音楽」として小学校教育に主に使われたのは。「童謡」です。

「唱歌」と混同されやすい「童謡」については、下記のURLをご参照ください。

童謡とは?童謡の定番曲のランキング!高齢者に好んで歌われる理由!
「童謡」は「唱歌」と並び、子供向けの音楽として広く知られています。 しかし、歴史も生まれた背景も全く異なります。 これから、「童謡」について述べますが、「唱歌」についても記していますので、宜しければ、下記URLをご参照ください。「童謡の小径...



唱歌の意味

明治時代に、小学校で「唱歌」という教科が始まりました。

今でいう「音楽」と同様の教科です。

この今でいう主に音楽授業のためにつくられたのが「唱歌」です。

唱歌の最大のポイントは学校教育用の歌であるということ。当時で言えば「修身」今でいえば「道徳」の為に作られたと言えるでしょう。

文部省主導でつくられたことから「文部省唱歌」ともいわれていました。

むしろ、唱歌という言葉は「文部省唱歌」と同一に使われることがほとんどです。

※一部に「唱歌」(<しょうが>と読む)として使われる例がありますが、意味合いも使われ方も随分違いますので、今回は<しょうか>について述べます。

 唱歌は明治の前期頃からつくられたのですが、外国でつくられた子供になじみやすいとおもわれた曲に、日本語の歌詞をかぶせていました。

唱歌は小学校で子供たちに教える歌として生まれたのです。

そのため歌詞の内容が「自然の美しさ」「国民道徳」「親孝行」「物を大切に」といった道徳教育的な内容になっていき、芸術性は二の次になっていきました。

たとえば、代表的な唱歌「蛍の光」はスコットランドの曲ですし、「仰げば尊し」もアメリカの曲といわれています。実際、わたくしが音楽の授業で触れた「唱歌」には作曲者のところに「アメリカ民謡」とか「ドイツ民謡」「スコットランド民謡」とか教科書に記載されていた覚えがあります。

特に、民謡とかに代表されるような作者不詳の曲には著作権が問題になることはなかったからだと思われます。

その後、明治20年代頃からは日本人の作曲による唱歌も増えてきました。

山田耕筰や滝廉太郎などが、唱歌の作曲者として名を連ねていたと記憶しております。

音楽教育という観点から、「唱歌」に疑問を抱いた人たちで始まったのが「教育のため」ではなく「芸術的でもっと子供たちに歌われるための歌」をつくる運動が始まりました。そこで「音楽教育」が生まれました。




唱歌の代表曲

唱歌の人気曲ランキング
  • 朧月夜
  • 仰げば尊し
  • ふじの山
  • 椰子の実
  • おもいでのアルバム
  • 荒城の月
  • 大きな古時計
  • われは海の子
引用元:マイうた
 私としては、「おもいでのアルバム」が唱歌だったとは驚きです。小学校の入学式や卒業式、一年生を迎える会や卒業生を送る会等の学校行事には定番の曲ですよね。
 明治時代に作られた曲というイメージがわきません。更に、「修身」という言葉のお堅いイメージも浮かびません。
 そして、現代になっても、未だに歌い継がれて、色あせてない!
 きっと、高齢者が大好きな歌の一つでしょう。
 だって、孫とも、ひ孫とも、一緒に歌えるのですから。

 

唱歌・抒情歌100から引用させていただきましたが、今回のテーマは、「唱歌」ですので、私が個人的に唱歌と思われる部分だけを引用させていただきました。

一応、唱歌一覧という表を見つけましたので、下記に記載しておきます。



唱歌一覧

 

私は驚きました。文部省唱歌だけで、これだけあるのですね。さらに、Uta-Netさんの調査能力にも驚きです。




唱歌を高齢者が大好きな訳

 何と言っても、小学校時代に、親しんだ歌だと言うことでしょう。
 次に、小学校教育の中で、唯一、娯楽的要素の強い教科だったからでしょう。
 更に、 「唱歌」は、歌詞に教育的、徳育的、修身的な意味合いが強いため、歌の上手さ下手さにに言及されなかったからでしょう。
 小学校時代を思い出せ、仲間と一緒に歌える。更に、歌が苦手でも聞いて懐かしむことができる。歌詞で小学校時代を思い出せる。
もしかしたら、すでに故人となった、先生や学友の事まで思い出せるのではないでしょうか?
高齢者が大好きな音楽という事で、共通するので「民謡」についての記事もありますので、下記URLをご参照ください。
https://singer-song-music.com/minnyou-toha-nanika-teigi-556




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