松田聖子の現在。ディナーショーを再開し、娘 神田沙也加を偲んでどんな曲を選んだのか?

松田聖子さん(60歳)が、2022年4月9日からディナーショーを再開という形で芸能界に復帰されました。
 聖子さんの愛娘で女優の神田沙也加さん(享年35歳)が2021年12月18日に急逝されました。
 聖子さんは、21年12月18日にディナーショーをされており、神田沙也加さんの死去を受けて12月19日から全ての活動を休止していました。紅白歌合戦さえも辞退されました。
 その松田聖子さんが、東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われたディナーショーを再開されました。




松田聖子さんの現在!(娘 神田沙也加さんを亡くされた時)

 松田聖子さんの娘の神田沙也加さんが、2021年12月18日に札幌市内のホテルから転落し死亡されました。松田聖子さんはその日の夜、東京都内でディナーショーを行っている最中でした。終演後に関係者から事態を知らされる事になりました。関係者はディナーショーの最中の突然の出来事という事で、慎重に対応を協議された末の報告だったそうです。
 当然、同翌19日に都内で予定されていたディナーショーを中止されました。
 翌々日の20日、札幌に向かった聖子さんは元夫である神田正輝さんと共に 愛娘の遺体に対面しました。その後、お通夜も執り行われました。
 同21日に神田沙也加さんが荼毘にふされた後、会見も行われました。その時のマスコミ記者の心無い発言は、当時物議を醸しました。
 また同月23~26日に大阪で予定していたディナーショーの中止を発表されました。
 同25日には、第72回NHK紅白歌合戦への出場辞退も発表されました。
 22年1月30日には、沙也加さんの四十九日法要が執り行われました。
 このような、予想不可能な事態に巻き込まれた形になった松田聖子さんは、その後、芸能活動を継続出来るのか不安視される声が聞こえる位、周囲から心配されていました。
 松田聖子さんは「しばらくは活動は自粛すべき」との意見も散見されました。
 子供さんが亡くなり、その上で活動を開始するのは時期尚早ではないか?という意見です。
 「社会通念上、違和感がある」「どういう考えなのか理解できない」「神田沙也加さんがかわいそう」等の意見がありました。特に、年末の紅白歌合戦をの辞退を25日までに表明しなかった時期に多く聞かれました。
 私は、そのような考えを否定するつもりも権利も持ち合わせていません。そのように考える方がおられる事には理解を示しますが、その考えを公に公言することは、違和感を感じざるを得ません。
 そもそも、「喪に服す」という考え方は、元々、皇室の慣例から、国民に広がった考え方だと聞いております。
 つまり、皇室でない方に対して、そのような「喪に服す」という考えを当たり前のように声高に叫ぶのはおかしいと思います。
 又、「神田沙也加さんがかわいそう」というのも、「沙也加さんに聞いたのですか?」と私は問いたいと思います。
 一部で報道された、男女関係の軋轢が大きな原因であるのならば、それこそ、松田聖子さんに対しての「神田沙也加さんがかわいそう」どころか、そう指摘することが、神田沙也加さんに失礼極まりないと思うのです。
 もし、松田聖子さんとの関係が死因の大きな要素であったとしても、決めつけた発言は控ええるべきだと思うからです。
 ここは、社会人の責任として、名誉棄損や侮辱になる可能性のある発言は、仲間内の中で言うべきことだと思います。
 私は、子に先立たれた親の気持ちをもっと広い心で、多様性と言うものを考え、前向きになれるように発信出来たら良いと思っています。また、それが、公に発信するものの義務であるとさえ思います。
 子に先立たれた親の気持ちは、その状況に立った人でないと分からないと思うからです。
 例え、子に先立たれた経験をお持ちだとしても、親子の繋がりの関係で、思いや気持ちはそれぞれの人により違うと思うからです。
 子に先立たれた親の対応に関するマニュアルなんてないと思っています。
お亡くなりになった神田沙也加さんについては下記の記事をご参照下さい。↓
神田沙也加の遺書全文(前山剛久へ)!遺言と言われるライン・インスタも公開!
歌手であり女優であった神田沙也加さんが、高所からの転落による「多発外傷性ショック」によって、2021年12月18日に急死されました。 神田沙也加さんの死については、憶測が飛び交っていますが、彼女が死を覚悟してまで、彼氏に伝えたかった事...



松田聖子さんの現在(ディナーショーの再開)

 松田聖子さんのディナーショー再開に否定的な意見は少ないようです。
 裳に服すと言う概念が最近なくなってきているのもあると思います
 また、松田聖子さんの場合は、社会的な影響が強い方なので、「松田聖子さんの歌を聞きたい」と言うニーズも高かった事も、大きく影響していると思います。
 子供に先立たれた松田聖子さんが、一番つらい思いをしているのだから、お母様のお気持ちを最大限尊重し、皆で応援していこうという考えの方が多いのだと思います。
 彼女自身も、活動再開することにより、素敵な歌声を聞かせてくれた、神田沙也加さんを偲びつつ、共に歌ってる感覚を持てるのだと思います。
 私は松田聖子さんの事を好きでも嫌いでもありません。
どうここに書き込むかも自由だと思いますが、人として思うことがあります。仕事の再開に対しては、彼女が悩んで出した結果だと思います。
親が我が子を亡くすというのは、やっぱり同じ悲しみを経験した人しかわからない
悲しさ、虚しさ、色々と複雑な気持ちがあります。
どうしょうもない気持ちから、仕事をすることで悲しみからの逃避かもしれません。
 引用元:yahooニュース 書き込みコメント
 この方のコメントに著しく共感します。
 私事で恐縮ですが、平成元年の年末に兄を病気で亡くしました。
 病死の為、ある程度の覚悟と看病が出来ていたはずの母でさえ、兄の死後の悲愴感、虚脱感、無気力等は激しかったです。毎日泣いていました。私が励ますと、「お前は辛くないのか?」「悔しくないのか?」「お前は冷たい心しかない。」と非難されました。
 しかし、初七日の和尚さんのお話で、母は変わりました。和尚さんのお話を要約して紹介します。
 「亡くなった息子さんは、生命体としての体はあの世に行きましたが、天国の入り口から、あなた方を見守っておられます。魂は生きているのです。天国の入り口からあなた方を見ていて、あなた方残された家族の方が悲しそうに、暗い気持ちでお過ごしならば、息子さんは、天国に行けない、つまり、きちんと成仏出来ないのです。」とおっしゃいました。更に、続けます。
 「息子さんが、成仏するには、残された遺族が拝むこと以上に、今のあなた方が精一杯明るく楽しく生きることです。そうすれば息子さんは必ず天国に行けます」ともおっしゃいました。
 丁度、私の母親が、今の松田聖子さんの年齢位の頃の話です。
 母は、初七日の法事を終えた頃から、泣き通す事は減りました。四十九日法要を終えた頃には、以前にも増して仕事に励み始めました。趣味も次々と始め、コーラス、詩吟、川柳、習字、ピアノ等々まで始めました。朝、3時には起床し、仕事の納品を済ませると、田畑の手入れ、午後からは趣味の集まり、日が暮れると、働きに出た兄嫁と父と孫二人の夕食づくり等の家事です。
 兄に天国に行って欲しいと言う思いと、何かに打ち込んでいないと、落ち込んでクヨクヨしてしまうのが怖いと言っていました。
 86才の今でも、仕事も細々とやり続け、歌と新聞の読者欄投稿やナンプレゲーム等で人生を楽しんでいて、かろうじて生き残っている息子としてとても心強く思います。
 その時、お話ししてくれた和尚さんが、令和二年の年末に亡くなりました。
今でも、あの時の和尚さんの話が聞けなかったら、母はどうなっていたのかと思います。
 僭越ながら、もし、松田聖子さんが長く落ち込んでいたら、この話をしてあげたいなと思ったくらいです。
今はただ、少しでも心の負担が和らぐような過ごし方をしてほしいです。
乗り越えるまでは人それぞれで、自分が生かされてることさえどうしようもない気持ちになります。
同じ親の一人として、応援しています。
引用元:yahooニュース 書き込みコメント
 子供に先立たれた親の気持ちは、その経験をした人でないと理解出来にくいのではないか?と言うのが、私の考えです。
 勿論、子供に先立たれた方が全て、松田聖子さんの気持ちを理解出来るわけではないと思いますが、少なくとも、経験のない方よりは、経験のある方の方が、より理解出来ると思います。
 松田聖子さんの活動再開も、私の母親の元気の元を受け継いでくれてるみたいで、ますます、応援したくなりました。
 松田聖子さんの場合は、私の母親の時とは異なり、予兆なく突然、子供さんの死に直面したわけですから、私の母親以上にメンタル的には大変だったと思います。だからこそ、尚更、松田聖子さんを応援します。
 故人を偲ぶこと、残された人が一生懸命生きること、社会に役立つことをしていくことで前向きに生きていくことが、最大の故人への供養になるのだと思います。
 松田聖子さんが、神田沙也加さんを偲び、一生懸命歌手活動を継続し、皆さんに元気を与えることができる活動を続けるならば、私は精一杯の応援をしていくつもりです。




松田聖子が神田沙也加を偲ぶ曲選び!

 松田聖子にとって愛する神田沙也加さんの為に作詞したとされる『私だけの天使〜Angel〜』(1997年発表)では、沙也加さんへの愛情があふれている。
「天使」「宝物」「生きがい」という言葉がちりばめられた楽曲には、母親としての思いがあふれている。
 きっと、この曲は、これからも、歌い続けられることだろうと思います。
 ただし、コンサートに参加している方たちの雰囲気を察して、歌うのか歌わないのかを決めるのではないかと思います。
 私の母は、歌手ではありませんが、もし、母が歌手であったら、息子が亡くなったことを、受け入れてくれない人が居たら、その人のいる前では歌いたくないと思うからです。
 そうでなければ、沙也加さんに失礼だし、聖子さん自身が傷つくと思うからです。
 でも、それ以外の曲ならば、思い出の曲として、歌い続けていくと思っています。
松田聖子さん、応援します。




松田聖子が、ディナーショーで選んだ曲は?

 歌手の松田聖子が、東京・グランドプリンスホテル新高輪で行った、プレミアムディナーショーで歌った曲は何だったのか?112日ぶりにステージ復帰した松田聖子には、強い思い入れがあったはずです。女優で歌手のまな娘・神田沙也加さん(享年35)が急死した昨年12月18日当日に、同会場でクリスマスディナーショーを行って以来のステージでした。ファンの前に歌手として姿を見せたのは沙也加さんが亡くなった後、初めてとりました。

「あなたに逢いたくて~Missing You~」

 ステージ冒頭で歌ったのは、松田聖子自身が作詞・作曲し、1996年4月22日にリリースした「あなたに逢いたくて~Missing You~」でした。

 ここで、最初に歌ったという事は、神田沙也加さんを偲ぶ気持ちが見て取れますね。

歌詞の中の「あなた」は、神田沙也加さんだと思えますね。

ガラスの林檎/「SWEET MEMORIES」

続けて、歌ったのが、『ガラスの林檎/SWEET MEMORIES』(ガラスのりんご/スウィート・メモリーズ)でした。1983年8月1日にリリースされた、松本隆が作詞、細野晴臣が作曲した曲です。

この2曲を歌いあげた後、約50秒間の長い拍手に迎えられた松田聖子は、ファンへの感謝と、おわびの言葉を口にしました。そして、改めて報告をします。「私の娘は去年12月18日、天国へ旅立ちました。あまりにも突然のことで、現実を受け止めることがとても難しくて、今でも正直、信じられない気持ちでおります」と。

上を向いて歩こう (坂本九)

 ディナーショーの3曲目は、坂本九さんの代表曲「上を向いて歩こう」でした。2011年の大みそかに、神田沙也加さんと紅白歌合戦で初めて母娘共演した際に歌唱した楽曲です。

 神田沙也加さんとの思い出深い曲ですね。日航ジャンボ機の御巣鷹山での墜落事故で亡くなった坂本九さんを偲んで、生きることを夢見て歌った曲が、再び、故人となった神田沙也加さんを偲んで歌う事になるとは想像もできなかったと思います。

 

因みに、「あなたに逢いたくて~Missing You~」と、「ガラスの林檎/SWEET MEMORIES」は、カラオケでも歌いやすいと人気の有る曲の一つです。

よろしければ、松田聖子さんの歌をカラオケで歌ってみてください。神田沙也加さんを偲ぶ、松田聖子さんのお気持ちに近づけると思います。

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