懐メロ(懐かしのメロディー)は、人々の精神的健康と肉体的健康の維持に効果絶大だと言われています。
特に、高齢者を中心にして、懐メロを使い健康維持を図る事例が続々と実践されています。
「懐メロ」は高齢者の心身に良い音楽!
「懐メロ」(なつめろ)(ナツメロ)とは?
「懐メロ」とは、「懐かしのメロディー」の略称です。戦後のNHKラジオ放送で放送された「なつかしのメロディー」と言う番組から誕生した言葉のようですね。当初は「ナツメロ」とか「なつめろ」と言う表現で使われていました。その後「懐メロ」と言う使い方が一般的になりました。
「懐メロ」とは、昔に流行った流行歌や名歌のことを指している、と一般的には思われています。
しかし、現在では、昔に流行った曲のことのみを指すのではなく、曲が流れたり聞いたり、歌う事によって、その時代を懐かしく思い出させる様な曲の事を言うようになってきたようです。
従って、「懐メロ」の捉え方は、個人で異なると思います。Aさんが「懐メロ」と思っても、Bさんが、「懐メロではない」と言えば、Bさんにとっては懐メロではないと思います。
但し、BさんがAさんに寄り添って、歌やAさんの人生に寄り添っていければ、Bさんにとっても、「懐メロ」になると思います。
「懐メロ」は、懐かしいと思うメロディーですから、なんでもありのようです。
演歌、唱歌、童謡、わらべ歌、民謡、ご当地ソング、ポップス、フォークソング、ロック、等々、その人が「懐かしいメロディー」と言えば、「懐メロ」になると言えますね。
「懐メロ」が高齢者の心身に良い!
高齢者施設等で、音楽療法等に使われているのも、そのような理由が考えられますね。
例えば、10人のグループの中で、流された曲があり、お一人のリクエストで流された曲だとしても、お一人の歌声やメッセージ等に共感した方にとれば、その曲は、「懐メロ」になると思います。
「懐メロ」の定義は、人それぞれなのですが、懐かしい(過去に流行った曲で、多くの人に知られていて、且つ、思い出のある)メロディーの事を言うのだと思います。
この考え方に沿って考えると、NHKのど自慢の曲に「懐メロ」が多いのもうなずけるというものです。のど自慢は、出演者の歌の自慢という要素よりも、観覧者やお茶の間に笑顔や癒しを提供するものだと思うからです。もし、興味を持たれたら、下記のURLを検索してみてください。
https://singer-song-music.com/nhk-nodojiman-shutuensitai-390
多く(殆ど)の老人施設等で、懐メロが使われているようです。
因みに、私の母親は、現在86才ですが、最近、兄嫁に買って貰った、唱歌や演歌等の「懐メロ」のCDにはまっています。
勿論、兄嫁の努力のたまものだと思いますが、CDおかげもあると思います。とにかく、最近、要介護認定を受けた母親が、すこぶる調子が良いのです。
まずもって、冗談が通じるようになり、明るくなったのです。
老人施設等で、懐メロを歌うと言う事の利点その一は、(一人で歌って聞いて貰う)と言うプレッシャーがかからない事が大きいと思います。皆が一緒に歌ってくれるからです。
その二は、今まで生きてきた中での、苦楽や哀愁を表現しやすい事だと思います。長い人生経験を歌に込める事が出来ると思うからです。
その三は、歌わなくても、楽器演奏や手拍子、振り付けやダンス等で、多くの人が参加できると言う事です。
その四は、例え能動的に参加出来なくても、受動的に参加出来る人が多いと言う事です。
その五は、当事者だけでなく、見守る方々(施設の職員等)も心穏やかに時間を過ごせる事です。
「懐メロ」は多くの人々健康維持に貢献する!
前項で述べたような音楽を活用して心身の健康を図る為の音楽を利用したものを、一般に音楽療法と言います。音楽療法の良いところは、心身の障害の有無や年齢を問わず、幅広く取り入られることです。
近年は老人施設に限らず、病院や学校でも取り入れられているのが音楽です。
よくよく考えてみれば、今の世の中、音楽を耳にしない事はほぼほぼ皆無ですよね。
「懐メロ」に限らず、歌に触れると言う事は、「思い出す」「音程をとる」「歌う」「伴奏に合わせる」「腹式呼吸をする」「心を込める」「体を動かす」等、心身の様々な能力を発揮する事になります。
・心が穏やかになる。
音楽は、昔から、情操教育の一環と言われています。音楽のメロディーや言葉に救われた人や元気を貰った人は、多いでしょう。
そして、周りに合わせて(歌う)(演奏する)(体を動かす)等の能力は、人間が本来持っていると言われている、社会性を引き出すと言われています。
学校のチャイム、赤ちゃんのおもちゃ、商業施設でのBGM、電子機器、等々。今、この記事を読んで下さっている方々であれば、音楽を耳にしない日は無いと言っても過言ではないでしょう。
最後に、別の視点で、音楽の健康維持への貢献についてまとめてみます。
・体の新陳代謝が図られる。
歌を歌う事は、体をよく使うのです。私は、学生時代に合唱団に所属していましたが、腹筋を鍛える体操をやっておりました。
・脳が活性化される。
曲と詩を覚え、曲に合わせ、歌う。
これだけでも、脳が刺激されますよね。
「懐メロ」の効果 まとめ
「懐メロ」の良いところは、老若男女を問わず、障害の有無を問わずに、触れる事が出来る事だと思います。
楽しみながら、心身の健康に貢献してくれる「懐メロ」を、皆さん、活用しないなんて、もったいないと思いませんか?
「懐メロ」以外の音楽も楽しんで下さい。
レパートリーの中に、あなたの「懐メロ」を数個持ってるだけで良いと思います。
因みに、私は、30年くらい前に、よくカラオケに行きました。
その時の参加メンバーに対応出来るように、50代以上の人にうける「懐メロ」、40代の人用の「懐メロ」、30代の人に聞いて貰える「懐メロ」、全年代に支持されやすい「懐メロ」を数曲ずつレパートリーとして持っていました。
上手でなくても良いんです。皆が一緒に歌ってくれますから。(笑)
私が選曲したのに、マイクを取る人もいますから。
皆さん、音楽を楽しみましょう。
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