2021年7月6日、AGTシーズン16のい予選会場で、AGT史上初の出来事が起こりました。
その史上初の快挙を演出した出演者が、9歳の少女、ヴィクトリー・ブリンカー(ビクトリー・ブランカ)-Victory Brinker- です。
そして、その粋な計らいをした審査員長が、サイモンコーウェルです。
勿論、そのパフォーマンスで、ゴールデンブザーを獲得し(AGTゴールデンブザー)、その後、惜しくも三位までの入賞は逃しましたが、AGT決勝まで進んでいます。
AGT史上初とサイモンがヴィクトリーをリスペクトして行った事は何だったのか?
詳しく述べていきますね。
ヴィクトリー・ブリンカー(Victory Brinker )のAGT初舞台での歌唱
たった、9歳の、ヴィクトリー・ブリンカー(ビクトリー・ブランカ)-Victory Brinker-は、簡単な審査員とのインタビューの後、舞台袖の母親と目を合わせます。
彼女自身初のAGTのステージで、見事にオペラを歌いあげました。ビブラートも効かせた歌声は、とても9歳とは思えず、審査員もぽかんと口を開けて、唖然として思わず聞き入ってしまいます。
2021年(シーズン16)のアメリカズゴットタレントの舞台です。大観衆の前に立ったヴィクトリーは、審査員と観衆のスタンディングオーベーションを受けて歌い終わります。
AGT史上初の価値あるゴールデンブザーとは?
歌い終えたヴィクトリーに審査員4人が短いコメントで、ヴィクトリーを賞賛します。
ハウイ・マンデルは、「君は天使」と、ハイディ・クルムは、「素晴らしい歌声」と、、ソフィア・ヴェルガラは、「あなたはスター。力強い歌声」と、の賞賛の言葉をヴィクトリーに捧げます。最後に、コメントを求められたサイモン・コーウェルは、慎重に言葉を選びながら、「私は思う。オーディションを受けることは、時に大切な体験となる。ここへ来ることさえ勇気がいる。」そして「私はこれからテリーと話したい。」とテリーを呼び寄せる。ホストのテリー・クルーズが審査員の席に近づいたとき、サイモンは「何か違う事を出来たら」とひそひそ話をする。きっとヴィクトリーには聞こえていない。不安そうな彼女の顔がそれを表している。ヴィクトリーとって長い時間が流れる。
9歳の少女、ヴィクトリーにとってはとてつもなく長い時間だったでしょう。舞台の上で、ある面さらし者です。初めて動画を観た時は、私は結果を知っていたにも関わらず、サイモンは「何て酷い仕打ちをするのだろう」と思ったほどです。
ヴィクトリーの母親も、不安そうに娘を見つめています。
AGT審査員長のサイモン・コーウェルが語り始めます。
「ヴィクトリー、さっきも言ったように、とある体験がとても大切・・・。しかし、私たちは君にイエスをあげない。」観衆がざわつく。サイモンは続ける。「これから私たちは前例のない事をする。」「この番組で、みんなから君へ特別なものを。」「ファイブ、フォー、スリー、ツー、ワン」と同時に5人の手が一斉にゴールデンブザーを押します。
その後の展開!まさに地獄から天国への大逆転のような演出!
何故、審査員が途中でゴールデンブザーを押すこともなく、サイモンまでつなげたのか不思議でなりません。
しかし、ここでも、AGTの演出の素晴らしさが出ていたと思います。きっと、この演出がありうることを出演者は気づいていたのだと思えるくらいの見事なポーカーフェイスの審査員とホストのテリー!
素晴らしいです!感動をありがとうございます!
またまた、AGTで感動させられました。
サイモン・コーウェルは、ビクトリーを称賛!
その後、AGTを振り返ったサイモン・コーウェルは、ビクトリーの「ユニークで特別な才能持った少女」と称賛し、彼女は「最大のスター」の1人になる可能性があると述べました。
「私は予測をするつもりです。あなたはユニークで特別な才能を持っているので、これらのショーの1つから出現する最大のスターの1人になるでしょう」と彼は付け加えました。 「あなたは素晴らしいと思います。」ともサイモンは話しています。
実際に、サイモンは、厳しい表情で、ゴールデンブザーを押す前にコメントを発しています。
それこそ、ヴィクトリー二一流になって欲しい!一流の自覚を持ってほしい!との親心だったのだと思っています。
AGT審査員コメント集!
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