尾崎裕哉のインスタグラムライブ活動は、父尾崎豊の影響か?恋愛観を感じる歌詞にも尾崎豊の継承と尾崎豊からの独立を感じている。

尾崎裕哉は、偉大な音楽家、故尾崎豊を父親に持つミュージシャンである。

尾崎裕哉自身が手がけた楽曲も多いが、尾崎豊の名曲も多数カバーしている、シンガーソングライターでもある。

尾崎裕哉の自作曲、カバー曲、父尾崎豊への思い等について私の考えを述べたいと思う。

また、故尾崎豊の息子であることの恩恵や苦悩等についても触れたい。




尾崎裕哉のインスタグラムライブ活動

尾崎裕哉のインスタグラムライブ活動

昨今のコロナの蔓延に伴い、大規模なライブが自粛される中、尾崎裕哉さんは、インスタライブを公開している。

あくまでも、公式ファンクラブ会員限定のインスタグラムライブではあるが。(会員限定のコミュニティなので、イベントの予定等は、会員専用サイトでのみ見られることになっていますが)

コロナ蔓延もさることながら、どの道、多数が集まれないのならば、所謂在宅ワークのように、対面せずに、密集せずに、楽しんでもらうというのは、近年の社会情勢から言えば時流に乗った方法だと思います。しかも、遠距離の方も楽しめる。

いや、ライブの一体感、盛り上がり感、触れ合いが大切だということも理解している。

しかし、様々なビジネスシーンや教育活動においても、オンラインが当たり前になり、ほとんどの買い物もオンラインでできることを考えれば、理にかなっていると思いますし、移動距離や時間的な制約に縛られることなく参加できるメリットは大きいと思う。

 

尾崎裕哉のライブ活動!

ラジオのディスクジョッキーや ポエトリーリーディングを過去に行っていましたが、今ではテレビやラジオの出演はほとんどありません。

というか、私は目にしたことはありません。

とにかく、ライブ中心の活動です。

このやり方は、父である尾崎豊の方法を継承していると思われます。

 

私は思うのです。

テレビやラジオでは、スポンサーやディレクターの意図に沿うことが必要ですし、時間配分も、曲と曲の間のトークも制限がかけられる可能性があります。

極端な話、内容によっては放送禁止ということもあり得ます。

 

しかし、ライブであれば、主催者とアーティストの双方の了解で自由に発表できると思います。  主催者とアーティストが同じ場合も多いのですから当然です。

例えて言えば、企業がアーティストを起用して、発表の場を与えるのが、テレビやラジオ出演。視聴率が取れなかったり、何か問題発言や不適切な言動があれば、企業の責任を問われる。

一方、ライブの運営は、自営業だと思います。事業者がアーティストを起用する(個人対個人の契約)。観衆、聴衆が少なく収入が少なければ、個人責任。問題発言や不適切言動に対しても、アーティスト自身の責任が重い。



尾崎裕哉が尾崎豊の影響を受けているか?

 尾崎豊の影響(追い風)

偉大なミュージシャンと称され、「カリスマ」「若者の代弁者」等とも言われてきた尾崎豊を父親に持ったという事による知名度。

 

マスコミに対する売り。

経済面でも、所謂(売り出し)にかかるコスト負担と著作権使用料については追い風になったと思われます。

 尾崎豊の影響(逆風)

しかし、偉大な父親を持った故に、常に父 尾崎豊と比較されると言う宿命があります。尾崎豊の息子と言うイメージが尾崎裕哉の活動に制約を与えてきたことは否定出来ないと思います。

しかも、父:尾崎豊は、アーティストとしての絶頂期と呼ばれる頃に他界した。ファンの中には、26歳未満の尾崎豊が永遠に残っている。

 

尾崎は他殺された?暴力団・身内・宗教団体の噂は本当なの?
 尾崎豊の死因と理由は、いまだに明らかになっていないと言えます。 死亡した時の状況が様々な憶測を呼んでいるからだと考えられますし、薬物使用の事実も過去にあったためです。  死因は病死と発表されまし...

一方、尾崎裕哉は、父親が亡くなった年齢を超えてから、本格的にデビューした。

尾崎豊の音楽を継承すると言えば聞こえは良いが、尾崎豊のイメージを継承しつつ尾崎裕哉を作り上げるのは相当な苦労があったと思われる。

又、尾崎豊の音楽観というか感性というか、そのようなものの殻を破り、尾崎裕哉を確立するのには大変な迷いと苦労があったと思われる。

世にいう、「親の七光り」で苦労が少なく今の地位を得たとは思っていません。むしろ、苦労の方が多かったと推察されます。

従って、尾崎裕哉は、尾崎豊の息子という追い風を得ていると世間では思われながら、尾崎豊の息子という檻の中から抜け出すことも考えなければならなかった。

尾崎裕哉さんは尾崎豊の活動を継承しつつ、尾崎裕哉の活動を高めていった。ある意味、通常の二倍の苦労をしている。

尾崎裕哉さんが自らの努力と研鑽で得た今の地位だと私は思っている。

尾崎裕哉の恋愛観

本格的なデビューは遅かったのですが、現在はツアーやライブを中心にシンガーソングライターとして活躍している尾崎裕哉さん。女性関係の噂も気になりますね。

 尾崎裕哉さんの恋愛観(結婚の噂)

2021年の誕生日で32歳となりました。両親は早くに結婚したため、その息子である尾崎裕哉さんも結婚ているのではないかとの声もありましたので調べてみました。

しかし、現在結婚しているという情報は見つけられませんでした。今はまだミュージシャンとしての活動に全力を注ぎたいのかもしれませんね。

彼女についても調べましたが、こちらも情報を見つけることはできませんでしたので、もしかしたら彼女もいないのかもしれません。

理想のタイプや結婚について聞かれたインタビューでも、今はまだ駆け出しなので、仕事に集中したいと思っています」と答えており、理想のタイプを教えてはくれませんでした。いつか理想のタイプや結婚像などを答えてくれるといいですね。

 尾崎裕哉さんの恋愛観(彼女の噂)?

彼女との熱愛報道などが過去にあったのでしょうか?

尾崎裕哉の彼女は?お付き合いの経験は?

2004年の尾崎裕哉さんが、過去の恋愛経験を語っています。以下の引用が過去のインタビュー記事です。

「ちょうど人生の転換期というか、大学院を卒業する前、『今後の人生どうしよう?』っていうタイミングでフランスに行ったんです。当時、遠距離恋愛をしていて、相手がフランスに住んでいたので、恋愛面でも『今後どうしよう?」と思っていて。』

引用:CINRA.NET

公に具体的に発表すると、遠距離恋愛の相手の方に迷惑をかける恐れがあるための配慮なのか、詳しく話していないのが、私は好感を持ってます。

このお相手が、日本人か外国人か? 学生か社会人か? 音楽関係者か否か? ファンとしては気になるところですが、裕哉さんとお相手のためにも、静かに見守りたいところですね。




尾崎裕哉 プロフィール

尾崎裕哉さんは、平成元年生まれ。 父は、故尾崎豊(平成4年4月25日死亡。享年25歳)。 母は尾崎繁美。 5歳の時に、母繁美と渡米。 15歳の時に帰国。

平成25年大学院入学と同時期に芸能活動に本格的に取り組み始める。

 

尾崎 裕哉は、日本のシンガーソングライター。ラジオパーソナリティー。別名義Capeson ウィキペディア生年月日: 1989年7月24日 (年齢 32歳)出生地: 東京都事務所: KARINTO FACTORY両親: 尾崎豊、 尾崎繁美学歴: 慶應義塾大学 (2013年–2015年)、 慶應義塾大学環境情報学部

引用元:Wikipedia

私の調べたことをまとめてみました。

名 前尾崎 裕哉 (おざきひろや)
生年月日1989年7月24日 巳年
血液型O型
出身地東京都
出身校慶応義塾大学環境情報学部卒業後 同大学院卒業
職業等シンガーソングライター ラジオパーソナリティー
事務所KARINTO FACTORY
 尾崎 豊 (故人)
 尾崎 繁美
伯父 尾崎 康
祖父 尾崎 健一
祖母 尾崎 絹枝 (故人)
渡航歴 ボストン(USA) 約10年間
アメリカでの名前 Capeson

1992年4月25日未明、尾崎裕哉さんが2歳の時に父(尾崎豊)は他界しました。その後、5歳位の時に母(尾崎繁美)とともにアメリカのボストンへ渡米し、15歳くらいまでそこで過ごしました。

尾崎裕哉がまだ物心ついていない時期に、父尾崎豊の死がありました。

また、父の死後のゴタゴタを避けるために母繁美さんの意向で渡米したと聞いています。5歳の尾崎裕哉には選択の余地はなく、事情はどうであれ、母繁美さんの強い意向での渡米であることから、渡米するか否かの選択の余地はなかったはずです。

ある意味、人生の大きな転機になる出来事になったと言えると思います。

英語が堪能になったこと、米国の音楽シーンに触れる事が出来たこと、等、渡米の恩恵は計り知れないと思います。

(勿論、我々の思いも及ばない苦労もされたと思いますが)

今現在、こうして、結果残してきているのだから、渡米は、結果的に、成功だったと言えるのではないでしょうか?

尾崎裕哉は、2004年、15歳で帰国しました。

そして、音楽プロデューサーの須藤晃さんの息子でミュージシャンのTomi Yoさんとともに【Crouching Boys】というユニットを結成しました。ここで、日本での音楽活動の拠点を築いたと言えるでしょう。

更に、父・尾崎豊さんのトリビュートアルバム【”BLUE” A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI】にHIRO名義で参加しました。

有名な、父尾崎豊のトリビューアルバムに参加する事により、

(尾崎豊の息子)

(音楽活動への本気度)

(HIROとは尾崎裕哉の事)

と言う事を音楽界に示す事が出来た大きなスタートラインであったと思います。

父尾崎豊のアルバムを選び、音楽プロデューサー須藤晃さんの息子さんとのユニット結成し、HIRO名義でデビューしたことは、日本での本格的な音楽活動の始まりと言えるでしょう。

 

2013年4月には、慶應義塾大学大学院に入学しながら芸能活動も両立させていました

inter FMの【Between The Lines】というラジオ番組はじめ、多くのラジオ番組に関わり、その番組の中で英語圏の曲を日本語に翻訳し、日本語でポエトリーリーディング(歌詞や詩などの朗読)を始めました。

【Between The Lines】の番組の最終回では、日本の楽曲を英語に翻訳し、ポエトリーリーディングしていました。

番組最後のポエトリーリーディングが日本語の楽曲を英語に翻訳すると言う新たな試み。そして、その楽曲に選んだのが父尾崎豊さんの代表的名曲である【卒業】だったことも衝撃的ですね。

尾崎裕哉さんが、尾崎豊さんの息子である事、尾崎豊をリスペクトしている事を世間に広く知らしめたという大きな出来事だと思います。

個人的には、どのような翻訳がなされ、ポエトリーリーディングがどのように行われたか、とても興味があります。

校舎の影、芝生の上、吸い込まれる空

このフレーズだけでも、どのように英訳され、どのように読まれたか、興味は尽きません。

この年大学院も卒業した尾崎裕哉は、本格的にアーティストとしての活動を開始したと言えます。

尾崎裕哉は、日本に帰れば故尾崎豊の一人息子として、尾崎豊のファンは尾崎裕哉に「尾崎豊」の面影を求め、豊の音楽の再生を願い、豊の生き方の追慕に浸ろうとする。

尾崎裕哉には、尾崎豊ブランドを自由に(あくまでも他人に比べてだが)使える環境にある数少ない人であると思います。彼には人知れぬ苦悩があったと思われますが、恩恵も多々あったと思います。

最も大きな恩恵は、彼の肉体にあると思います。

尾崎豊のDNAを引き継いだ体から導き出される、声、音感、感性、ルックス等。所謂、「音楽界のサラブレッド」の血統であることに間違いはないと思います。

尾崎豊が約25年の濃密な短い生涯で磨き、熟成させ、築き上げた、詩人、作詞、作曲、歌唱、演奏、メッセージの発信能力等の遺伝子を唯一生まれながらにして与えられていると言えるでしょう。

そして、尾崎裕哉が才能を開花していけばいくほど、その礎をわずか25年余りで築き上げた尾崎豊の努力と才能がクローズアップされていくことでしょう。

そういう意味でも、尾崎豊の血を引き継ぎ、更に父として、アーティストとしてリスペクトし、そして、その遺産を継承し、高めようとしている尾崎裕哉には尊敬しか感じられません。

唯一、尾崎豊を継承するにふさわしい人が尾崎裕哉だと思います。

もし、私の子供が、私の活動をリスペクトし、私のスキルを継承し、それを生かして世に広めてくれたら、親としてこれ以上の喜びはないと思うからです。



尾崎裕哉がかかわった楽曲

尾崎裕哉の自作曲。全24曲の一覧です。2022年3月16日現在

 

曲名歌手名作詞者名作曲者名歌い出し
愛か恋なんて(どうでもいいや)尾崎裕哉尾崎裕哉尾崎裕哉絶望重ねて君が見えたの
Awaken尾崎裕哉HIROYA OZAKIHIROYA OZAKIきっと誰もが誰かの人生
Anthem尾崎裕哉尾崎裕哉尾崎裕哉人目も気にせずに泣くの
143尾崎裕哉HIROYA OZAKI・SUNNY BOYHIROYA OZAKI・SUNNY BOY改札の前で僕に気づいた君の
With You尾崎裕哉尾崎裕哉尾崎裕哉ふたりぼっちの街に出かけよう
音楽が終わる頃 feat. 大比良瑞希尾崎裕哉HIROYA OZAKIHIROYA OZAKI日の出が覗く頃家に着いて
君と見た通り雨尾崎裕哉尾崎裕哉尾崎裕哉幾つになっても振り返って
Glory Days尾崎裕哉尾崎裕哉・いしわたり淳治尾崎裕哉・蔦谷好位置You know we are free; so fly
この空をすべて君に尾崎裕哉尾崎裕哉尾崎裕哉・蔦谷好位置君の瞳が陰る時は誰よりも早く
Golden Hour尾崎裕哉HIROYA OZAKITomi Yo盛りを過ぎやがて消えていく
サムデイ・スマイル尾崎裕哉尾崎裕哉・いしわたり淳治・SALU尾崎裕哉・蔦谷好位置あと何度目を覚まして
シアワセカイ尾崎裕哉尾崎裕哉・いしわたり淳治尾崎裕哉・蔦谷好位置Don’t ask me why
蜃気楼尾崎裕哉HIROYA OZAKIHIROYA OZAKI線をなぞることではみ出した
Stay by my Side尾崎裕哉尾崎裕哉・いしわたり淳治尾崎裕哉・蔦谷好位置Looking out through the
想像の向こう尾崎裕哉KREVAKREVA見えない壁は見なけりゃいいの
つかめるまで feat. 大比良瑞希尾崎裕哉HIROYA OZAKIHIROYA OZAKIいつまで経っても前に行けない
27尾崎裕哉尾崎裕哉尾崎裕哉・蔦谷好位置ため息ばかりついていたのは
始まりの街尾崎裕哉尾崎裕哉尾崎裕哉この街に住み始めたころ
ハリアッ!! feat.SKY-HI & KERENMI (Smooth Drive Ver.)尾崎裕哉KERENMI・SKY-HI・尾崎裕哉KERENMI・SKY-HI・尾崎裕哉Hurry Up Shibuya Hurry Up
Lighter尾崎裕哉尾崎裕哉尾崎裕哉散らかった部屋を背に
ロケット尾崎裕哉尾崎裕哉尾崎裕哉久しぶりに出会えた君との
Rock ‘n Roll Star feat. 布袋寅泰尾崎裕哉HIROYA OZAKIOBKR・Shinta Sakamoto腹をすかせた夜はない
LONELY尾崎裕哉HIROYA OZAKI・SUNNY BOYHIROYA OZAKI・SUNNY BOYI just wanna know everything
Road尾崎裕哉HIROYA OZAKIHIROYA OZAKI何が起きるか分からない人生

引用元:Uta-Net

尾崎豊の84曲に比べたら少ないですね。

しかし、よくよく考えてみると、最初の楽曲発表から6年目。年間平均で約4曲/年。

父:尾崎豊が84曲を作ったと考えると、年間平均約8曲/年。

父:尾崎豊のカバー曲もリリースしていることを考えれば、なかなか頑張っていると思います。

しかし、残念ながら、私は、尾崎豊と同年代ですので、まだまだ、歌詞もメロディーも歌唱も演奏も、尾崎豊の方がしっくりきます。尾崎裕哉さんには申し訳無いですが。

以下は、尾崎裕哉さんの代表曲として、最も人気のある曲です。

Glory Days

You know we are free;

so fly with me

ここじゃない未来まで

We’ll reach our dreams

straight through the haze

掴み取れこの手にGlory Days

Wow Wow Wow Wow

何で自分が何の為に:背負いたくない期待を

何度背負って何度逃げて

提供元: LyricFind

分かり始めていた
言い訳がまた上手くなってく理由の
言い訳はもうきっと出来ない
You know we are free;
so fly with me
ここじゃない未来まで
We’ll reach our dreams
straight through the haze
掴み取れこの手にGlory Days
One day we will see;
we’re meant to be
もう今迷わない
We’ll rise to shine
and feel the praise
駆け抜けろ僕らのGlory Days
Wow Wow Wow Wow
全部時代のせいにしても
重い気分晴れなくて
全部人のせいにしても
涙止まらなくて
自分らしさは鏡に映らない
背中に出るものだから
君がそばでずっと
僕がどんな馬鹿かって教えてくれよ
明日さえ何も見えないのは今が
輝いて眩しいせいさ
You know we are free;
so fly with me
ここじゃない未来まで
We’ll reach our dreams
straight through the haze
掴み取れこの手にGlory Days
One day we will see;
we’re meant to be
もう今迷わない
We’ll rise to shine
and feel the praise
これからが僕らのGlory Days
正しい答えはどこにもないくせに
複雑な問題はどこかでまだ生まれて
だけどまだそれを解く
ヒントはほら溢れている
あの笑顔あの言葉胸に刻んでる
You have reached my heart
in many ways
伸ばしたその手の
One day we’ll see;
we’re meant to be
ほんの少し先にGlory Days
You know we are free;
so fly with me
ここじゃない未来まで
We’ll reach our dreams
straight through the haze
掴み取れこの手にGlory Days
One day we will see;
we’re meant to be
もう今迷わない
We’ll rise to shine
and feel the praise
駆け抜けろ僕らのGlory Days
Wow Wow Wow Wow
提供元: LyricFind
 ついつい、尾崎豊さんの歌詞と比較してしまうのですが、抒情詩的な部分が多い印象ですね。
父 尾崎豊の歌詞は、叙景詩的な部分が多く、絵画的な風景を心に浮かべながら、その風景から人の心に訴えてくるような歌詞が多く見られました。
 一方、尾崎裕哉さんの詞は、直接的に心に訴えてくるような印象ですね。目に見えるような表現も、殆どが、手をつなぐとか駆けるとか、人間愛が強く感じられます。
 これが尾崎裕也さんのスタイルであり、その抒情的な部分を私たちは楽しめば良いわけです。
 しかし、尾崎豊の楽曲はもう過去のもので、新しくリリースされる事はありません。これは変えられない事実ですから、尾崎裕哉さんが尾崎豊の魂を引き継いでカバーして下さるのは一ファンとしては嬉しい限りです。尾崎裕哉さんの自作の曲を聴くときは、尾崎豊がもし生きていたら、このような曲を作り、歌っていたのかな?と想像しながら聴いています。
 一人のアーティストで二人分楽しめると私は思っています。

実際、尾崎豊の死亡時の年齢を超えた頃に尾崎裕哉さんが本格的に音楽活動をしているわけですから。




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